歯科衛生士コラム vol.2 ●歯のブラッシング指導例

2024.03.08

歯のブラッシング指導例をご紹介させていただきます。

本人に磨いてもらうと、歯の裏側の磨き方が上手くできていませんでした。

縦に歯ブラシを入れるのは良いのですが、掻き出す動作が間違っていました。

前歯の裏は歯ブラシを立てて、歯ブラシのかかとを使用して、書き出すと良いです。

上下に動かすのではなく、一方的な方向(下から上に)動かして掻き出すと良いと指導しました。

歯ブラシの大きさは、ブラシの部分は小ぶり(奥歯の最後の歯の後ろまで届く物)で握りやすい大きさ、形のものがいいです。

小ぶりの歯ブラシだと細かく隅々まで磨けるからです。

毛は普通かやや硬めのナイロンがいいです。

歯肉の炎症がある場合は、柔らかめで、弾力性のあるものを使用するといいと思います。


いがらしデンタルクリニック | 新橋 歯科
歯科衛生士 武藤